マネのできない男前

「嵐の宿題君」にTOKIO長瀬くんがゲスト。
端正な顔、恵まれた肉体、やんちゃでバカでワイルド。
ジャニーズに入るような男子はみんなカッコつけることが仕事なので時々見ていて鼻白むこともあるのだが、彼の場合はホントに男も惚れる男前であることだなあ… と感動の30分。


番組ではただデカい肉にかじりついたり、バカ運動会をやってただけなのだがその「いつでも本気で面白がる姿勢」はあの遊び好きの嵐たちをさえ感動させていた。「天井の低い走り幅跳び」でのまさかの横回転飛び!「ムチャ振り組み体操」でまさかの可動式ローター!あれは本気の男だからこそ出たウルトラCだった。


確か10数年前、TOKIOの武道館ライブを見に行ったことがある。あれはまだSMAPのファンクラブに入っていたころで、SMAPのFC会員にタダ券が来たのだ。要するに武道館が全然埋まっていないので、はがきを持っていけば2人タダで入れるよ、という。
その時の長瀬は全身で「アクセル・ローズになりたい!」と訴えているガキんちょで、客席のただのルックス萌えでうちわやペンライトを持って12,12と振ってるような音楽なんか全然興味ないようなファンに向かって、届かないロックをアクセルの歌マネで必死にがなり立てていた。松岡もリズムキープすら危うく、ジャニーズという看板を背負った高校生バンドだった。


あれから10数年、長瀬はずっと本気でやってきたからこう育ったのだなあ… と感慨ひとしおであった。
(てか何目線w)