怒髪天 VS SCOOBIEDO@ 横浜CLUB LIZARD

怒髪天は初見。Beer or Die! とかブルーカラーノリ、トラック野郎大好き的なノリがいやがおうにもしっくり来てしまう同世代。だけど若い者が一緒に拳を突き上げているのを見ると「やはり不況なのかなあ」とか思いがグルグルと。「生きてるだけでオッケー」とか肯定されると「いやいやそうでもねえだろう」と乗り切れないのは年のせいか。まあ、もう少し生きていろいろあってその上で行き着いたならまだしも20そこそこで「オッケー!」と一緒に叫ばれると「もうちょっと頑張って悩めよお前ら」と小言の一つも言いたくなる。
しかしバンドそのものには敬意を表したい。というちょいと胸の内がグルグルした観戦であった。


SCOOBIEはわたし的には間が空いた(稚内ぶり)が、横浜ってことでシャレオツなナンバーが多かった気が。やっぱりリーダーのカッティングギターのリズムに乗せられて、ビール2杯でいい具合にメートルが上がってるこっちは自由自在に踊らされるのだなあ。ギターがメロディアスでかつリズミカルなんて、ドラムとベースとあいまってバンド自体がどこまでも強烈なリズム隊だ。さらにコヤマシュウの流れるようなしかも胸のすくトーク&シング。やっぱり君たち無条件に大好きだー!