デトロイト・メタル・シティ@六本木TOHOシネマズ

うう〜〜〜ん。
マツケンクラウザーさんになった時のシルエットの美しさはすばらしい!
実写でこれを再現できるのはマツケンしかいない!
なのに何だ、この何にもなかった感は。
すべてに置いて振り幅が小さい。
まずデスメタルの迫力がない。音の幅がなさすぎる。
根岸先輩が後輩たちから慕われ、尊敬される理由がわからない。
相川さんがオシャレ四天王を退けて根岸先輩に行く理由がわからない。
なぜ根岸が売れなくて後輩の高橋一生が売れるのかがわからない。
髪型だけ?それだけか?
根岸の敗北感にまったく共感できないもんだからクラウザーさんになった時に高揚もできない。
音もショボいし。
トイレのシーンだけ高橋一生くんの歌のうまさも相まってとてもよかった。
しかし熱狂しているはずのモッシュのなかを簡単にするする前まで行って挙げ句舞台に上がっちゃう相川さんのラストにがっくり。
スタッフは映画をかなりの打率で救っていた大倉孝二に感謝すべきである。まったくもー。