「お気に召すまま」蜷川幸雄演出@シアターコクーン

3年前にさいたま芸術劇場でやった大人気オールメール公演をコクーンで、というので今回もチケットは争奪戦!
私は裏技でいい席をゲット!


小栗君は男っぽいし、血気盛んな感じもよく出てて最高(はぁと)
なりみーは、体を鍛えてドレス姿は結構厚みがあったけど、とにかくどこからどこまでかわいくて最高(はぁと)


蜷川演出は小栗&なりみーペアに限らず「顔が近い!近いよ!」という場合が多くて、何だかドキドキする。


本は、実の娘であるなりみーのロザリンドに父公爵も、恋人オーランドーも気づかないという「そんなんあるかい!」というものなので別にどーでもいいが
オーランドーの長兄が「あれ?学芸会?」という感じだったり、おじに当たるイジワル公爵が結構たっぷりな(言葉は悪いが)田舎芝居だったり、レスラー役の元力士や、蜷川お抱えの女形、月川くん演じるシーリアとか、とにかくデコボコのキャラクター勢で、すごくいかがわしいというかキワモノの感じで、「昔の旅芸人の芝居ってこんなんかもなあ」とシェイクスピアが生きていた時代に思いを馳せたりした。


期せずして2日続けてのシェークスピアとなったが、悲劇で平光演出だけど今回は意外にマジメに作っていた印象の「オセロー」と、喜劇で見せ物小屋(テント)で見ているような印象の「お気に召すまま」とがらりと異なった2本だった。


そして昨日に続いて今日も「見た目の説得力」を痛感?ドキドキ感!したのであった。
若くて美しい男2人を見ているだけでニヤけてくるんですもの… 仕方がないわ。うふ♪