「電界」 猫のホテル@本多劇場

松重豊をゲストに迎えた猫ホテの本公演。


席がP列。今までスズナリで見てた距離の3倍以上… 遠かった…
今まで、スズナリなんかで見てて、最高ーー!という劇団が、ハコが大きくなると「あれ? 今回はそうでも…」と思うことがあるが、今回も残念ながらちょっとそんな感じ。


でも、ちょっと「あれ…」を感じた原因は物語かもしれない。
展開の動機になる部分が、弱いのか、おれの頭が悪いのか、よく分からなかった。
以下は見た人しか分からないメモ書き。
あの「座持ちのいい兄さん2人」が建設会社の素人漫才?
会社の金を横領着服して逃げたハズの人がなぜ会社の人間としてスパイに?
ラストは海が埋め立てられた、という景色なのか?だとしたらもうちょっとセリフにしてくれないとわかんなかったよー。


松重豊はやっぱり特異な存在感で、うわっ!と近寄られた菅原永二が「…包まれるかと思った」というセリフが最高だった。タッパがあるはずの猫ホテ男優陣がすっかり普通の人になっていた。オープニングで並んで出てきた中村まことなんか、池乃めだか師匠かと思った。まるで人生幸路師匠と池乃めだか師匠だった。


んー。。。とりあえず今日はここまで!