KAT-TUNスプリングツアー2006最終日@東京ドーム

KAT-TUNデビューツアー「Real Face」が昨日の東京ドームで幕を閉じた。
全43公演。うちオレが参加したのは19公演。
どれもこれも見てよかったが、昨日は本当にじんとした。


3月に行った初めての東京ドームは、アリーナ席がなくてフィールド全体をステージに使っていたが、今回はアリーナにも、というかアリーナだけで1万人くらいは入っており、スタンドはもちろん4階まで満タン。
さんざん全国のファンを熱狂させてきた田口君がMCで「緊張してます…」と言った。「会場がすごく果てしなく感じて…」と。その果てしない一番上まで、人が入っているのだ。それこそ5万5千人が歓声を上げているのだ。そのすごさ、怖さを素直に言える田口がまた好き♪ (あ、これは土曜日。ラス前の話ね)


ドームでのコンサートが増えるといやだけど、ドームの広さを感じさせないステージ構成だった。(少なくともスタンド20列目までくらいはね、多分どこでも楽しめた。というかドームではどこにも圧倒的においしい席なんかない、という。)


今までのセットリストに、グロリア1曲を足した曲目。最後はいつもの「Presious one」。昨日は田口くんが泣いてしまったが今日は、中丸がぐしゃぐしゃに泣いてる!田口もうるうるしてる!中丸が泣いているのを見て田中聖もぐっと来ている!じんじん様もうるっとしている!亀ちゃんは、最後まで我慢して、最後は前髪で顔を隠した!


最後まで笑顔だったのは、「大女優」上田だけ。
上田くんは、地方だと、ソロのダンスコーナーなんかおどりゃしないし、花道を回っても客席なんか見やしない。時々踊ると「ウエボが踊った!」と驚かれる人なのだが、昨日今日とカメラが入っていると、踊るわ、笑顔だわ、手は振るわ、愛想いいわ、本当に別人。私と友人は「あの女」と呼んでいます。


歌が終わり、KAT-TUNのN、中丸くんから始まり、最後亀ちゃんでしめるご挨拶。
中丸、涙涙。ファン、家族、仲間に感謝の言葉。
U、上田(あの女)。笑顔で、このツアー全会場で使い回してきた挨拶に「本当に幸せでした!」と付け加える。
T、田中。しゃべると涙が出そうなのか、何度もぐっとこらえてなかなかしゃべれない。「とにかくー、一ついえるのがー、みんなサイコー!」とだけ言って終わる。
T、田口。べそべそしながら。途中で言ってることが訳わかんなくなる。「えっと、うんと、えっと…」リアルでうんと、って言った!かわいいー!
A、赤西。これも全国で使い回してきた挨拶。感謝というよりも、みんながここで作った笑顔を、帰って仲間と分け合ってください。というもの。最後はいつも英語で。I had a precious time with you. See you later, bye-bye.
K、亀梨。FRIDAY報道までは「今度会いに来るまで、浮気すんじゃねーぞー!」なんて言ってた彼が、FRIDAY後は「皆さんに支えられているんだと、本当に実感しました」的に変化したのですが。今回も、本当に涙をこらえながら、緊張しながら「これからもKAT-TUN6人…」と言いたかったところで「これからもロクーン… ロクーン?」と言いまつがえ。ファンもどっと泣き笑い。いいぞ亀梨! 最後は「これからも僕らに一生、ついてきてください」と締めた。


アンコール(という名の本編)で「Real Face」「Peaceful Days」。一度引っ込み、さらにアンコールで「Will be alright」。普段ならどんなに引っ張ってもこれで最後だが、ファンの声止まず、「そしたらもう1曲やるかー!」といって、ファンもこれでデビューしてほしかった!との声が多い、KAT-TUN初期のオリジナル曲「ハルカナ約束」。
最後に六人が手をつないでご挨拶。
この六人が手をつなぐことなんて本当にないことなので、さらにみんなでじーん…
(メンバーが仲良しの嵐なんかは毎回やってるけどさ…)


とにかく、かわいくて愛おしくて仕方ない。感動感動でした。


と思って外に出たら、外から見える階段を一瞬メンバーが通ったらしく、「ギャー!」と歓声があがり、その歓声に引かれて何百人もの女子がそっちへ駆け出す始末。せっかくの感動ツアーの最後、誰か圧死でもしたらどうなると思ってんだろう。バカ。死ねばいいのに。


と吐き捨てながらうまいビールを飲んで帰りましたとさ。