救命病棟第2回

静かな回。
地震の後の、とりあえず何もできない状態、
みんなが分断されている状態がとてもよく描かれていた。
私のように大きな地震を経験したことのない者にも
よく理解のできるようにていねいに。


須磨区の友達は臨月の腹を抱え「とりあえず震災の日に生まれなくて
よかった。シャレにならないからね…」と半笑いで言っていたが
その心中を察すると半笑いでは返せない。


しかも番組終了数十秒前に地震発生のテロップが流れ、背筋がぞっとした…


一緒に見ていた夫は「そういや、もし会社で地震が起きたら俺も帰れないな」と。
医者ではないが、地域の連絡係みたいなものをする立場なのだった。
私はしばらく1人で何とかしなければならんという覚悟もなく、
もし仕事部屋にいたら恐らく死んでいるだろうので(重たい倒壊物ばかり)
死んでればいいが中途半端に息があったらやだな… 
せめてきれいなパンツをはいておこう。
などとくだらんことを思ったのでした。


と、日頃何の準備もしていないのんきな我々にこんなことを考えさせるだけで
救命病棟は放送の意義があるなあ〜。
少々のかすり傷なら病院は後にしよう、と思うもんなあ〜。