ハワイ5日目

  俺顔は自主規制…

起きると11時、ひぇ〜!
急いで支度してひる出発のPCC(ポリネシアン文化センター)のツアーにねじ込んでもらう。
個人で申し込んだから、後からよく見たらツアーデスクで申し込む団体扱いより高かったよ…
失敗。

ま、そんなこんなで満席の日本人バスに乗って(PCCは日曜が休みなので月曜はいつも混んでるそう。)佐賀県からBYUH(ブリガムヤング大ハワイ校)に留学中のマユコの案内を聞きながらPCCへ。ブリガムヤング?働いてるのはみんな学生?学内の神殿を見るツアーも?
…ええ〜??
なんと経営してるのはあの新興宗教モルモン教アメリカ版&キリスト教版SK学会みたいなもの。日本に来てるケント・デリカットだのギルバートだのが信者で宣教師。クリーン・カット・アメリカンなイメージだが実は一夫多妻制度を支持してたり(そりゃいいけどw)アメリカの原住民は金髪碧眼の白人だった、とか、キリストはアメリカに再臨した、とかとにかくトンデモ教)の総本山でした…
モルモン教に100ドルちかく金使っちゃったよ… はあ〜。
ちょっと落ち込みつつPCCへ到着。


だがそこはハワイ、ニュージー、トンガなどミクロネシア及びメラネシアの民族村。
キアヌ・リーブスみたいな、ロック様みたいな、とにかく、私好みのいい男が
肌もあらわにたくさんいる!むきむき! すっかりご機嫌!
あと、ニュージーランドマオリ族のハカ(戦いの踊り)も見られて(私、大好きなので)
あっという間に、「まあ、学生たちに寄付してやったと思おう〜」とひよる。
向こうも戦略と見えて、しきりに「学生の教育に貢献してくれてありがとう」と言うのでさ。


トンガの国の王様は鼻笛のやさしい音色で目覚めるそうで…
口があいてるのになぜ鼻で吹く?という疑問はぬぐえない。
その後、客から2人、アイダホの男と、日本の男が壇上に上げられ
太鼓の指導。まずアイダホの男。なんだかテンションが高い。盛り上がる。
次に日本の男。こっちもノリノリ。イェー!とかとにかくオウム返しモード。
指導の男にSay "Are you ready" in Japanese と促され
「アーユー・レディー・イン・ジャパニーズ!」とやって場内大爆笑。
男の家族はきょとんとしてた…
あんたんちのお父さんは今、外人達に大受けを取ったよ… GJ.


いくつか村を回った後、「ルアウ」へ。穴を掘ってバナナの葉っぱをかぶせて焼いた
ブタの丸焼きなどなど。日本人の神戸から来てる夫婦と、1人で来てるおばちゃんと
4人で座る。私の逆隣にはフロリダから来た老夫婦。アニバーサリーだという。
「私、友達がフロリダにいるんですよ〜」と話しかけると
「うちには日本人の交換留学生をおいてるの。孝弘(だか)言うんだけど
私たちはジョーって呼んでるのよ〜」……
かるーくアイデンティティの剥奪行為を告白され、げんなり。
ていうか孝弘、おまえも少しは抵抗しろよ!
まあね、フロリダの白人の老夫婦だからね、何を期待するわけじゃありませんが。
こういう悪意のない無神経な人たちがブッシュを選んでるんだよね。
神戸から来た夫婦のために、ビールがあるか聞いてみるが、アルコールはないと…
そうだ、ここはモルモン教の施設だった…
この後に本格的なショーがあるのだが、ここでも次から次へフラやら歌やら
たくさん出し物があって、それはそれは見応えがあった。
ただ、神戸のおばちゃんは「何ゆうてるかさっぱりわからん」とご不満の様子。
まあ、これで全部日本語だったら常磐ハワイアンですからね〜となだめる。
私はとにかく、キアヌやロック様がつぎつぎ登場して大満足なのであった。


それからいよいよメインのショーへ。
ビア樽みたいな体をした、シャーマンみたいなおばあちゃんの歌うトラディショナルなフラや
各民族の踊り、ファイヤーダンスなど。見応え十分。
ただ、ここまで本当に各国、それぞれの島の民族がやってると思ってたが
どうもメインのダンサーは代わらない。毎回出てくる…
そりゃそうだよね… とちょっとしらけて納得。

終わるとバスに乗ってびゅんびゅん飛ばして
(寝ようと思うのだが、例の神戸のおばちゃんが「見て、この女のドライバーさん、
車間距離取らずにびったりくっついて、がんがん追い越しするのよ〜」と
しじゅう言われていまいち寝れず)
帰って11時くらいからパッキング&仕事を始めて
3時半に120分最後まで何とか仕事を終え、
ビール飲んで寝る。
(コロナは色で間違えるのでバドにしたら、まずかった…)