anegoの感想

アネゴの言う「男子社員と女の子達が口論になっちゃって」のくだり。
商社の男子社員って、派遣や契約女子に面と向かって
「おまえらは責任なんかない」「どうせあと1年」とか言うようなバカばっかりだろうか。
一流商社なんてかいま見たこともないが、そしてドラマなので当然事実とは違うだろうが
事実だったらバカすぎる〜


そしてアネゴの「女の子達」という言い方。
「女の子達」この言葉がいろんな可能性を女子からひっぺがしていることに無自覚なのだろうか。
こういう女子を描く林真理子がうらめしい。
アネゴのアホ加減、えりこのバカ加減、女子の忌むべき部分を描いて
自分はイケメン編集者を指名し、エステ三昧。ブスなのに。否、ブスだからか。


こういう話を書くひとって、林真理子、内舘まき子、橋田壽賀子… ふーん。
人並みだが「女の子」の幸せを得られなかった分、恨みが深いのか。と言われても仕方がないのう。
「あんた方みたいなかわいいだけで仕事もできない女の子達は、もしくはかわいいだけでいろんな責任から逃れられる女の子達は、誰か男によっかかって生きるしか道がないのよ」か。


ちゃんとした「女力」のある人は、同性をそんなイジワル目線では見ないなあ。
山田詠美とか。安野モヨコとか。「女子」を武器にした女でも、ちゃんとしたたかに描いてる。
女をバカにしていないのだ。


ま、そんなことはおいといて。
冒頭、明彦の半裸姿、ホントにどきっ!として、心臓に悪い〜!
設定上、そうなだけじゃなくてホントに説得力があるので
あんたはそれだけでもすごい才能の持ち主だよ!
(「タイガー&ドラゴン」で岡田くんが落語の天才の設定なのに
どう転んでもそうは見えない聞こえない…のとえらい違い。
そしてそれは岡田くんのせいでは決してないのだが)


てなことで。だんだんとanegoを見るのがつらくなってまいりました…
明彦だけが頼りよ〜